鯉のぼりは次男にも追加する?買い足すか迷ったときの判断基準
こどもの日に飾るこいのぼり。
コイは家族を表していて、
- 一番上の大きな黒いコイ:お父さん
- その次の赤いコイ:お母さん
- 小さな青いコイ:こども
という順番になっています。
ここで気になるのが、次男が生まれたときです。
- 次男の分も追加するべき?
- 追加しないと失礼?
といった悩みが出てくるかもしれません。
ただ、次男用に鯉のぼりを必ず追加しなければならないという決まりはありません。
家庭の事情や住環境に合わせて、柔軟に考えるのが一般的です。
昔は1匹だった!?こいのぼりのコイの数の変遷
もともとのこいのぼりは、黒いコイ1匹だけでした。
歌川広重の「名所江戸百景 水道橋 駿河台」でも、その様子が描かれています。
これが歌川広重のこいのぼりの絵ですね。
黒い大きなコイ一匹が泳いでいるのが分かると思います。
その後、赤いコイ(ひごい)が登場して2匹になりました。
童謡では、黒いコイはお父さん、赤いコイは子どもとして歌われています。
「ひごい」とは緋鯉、つまり赤い鯉のことを指します。
さらに時代が進むと、青いコイや緑のコイも加わり、
- 赤い鯉はお母さん
- 青いコイは長男
- 緑のコイは次男
という家族構成を表す形に変わっていきました。
つまり、もともとは黒いコイ一匹だけだったのが、時代や価値観の変化とともに家族を表す形に発展していったのです。
次男が生まれたら鯉のぼりは追加するべき?
元々こいのぼりは一匹だったので、「子どもの人数分だけ鯉のぼりを用意しなければならない」という決まりはありません。
したがって、次男が生まれたからといって必ず追加する必要はないです。
鯉のぼりは本来、「子どもの健やかな成長を願う気持ち」を表すものです。
その気持ちが家族で共有されていれば、兄弟で1セットを使い続けても問題ありません。
実際「長男のときに用意した鯉のぼりを兄弟みんなの象徴として飾る」という考え方が一般的です。
あまり気にしすぎる必要はありません。
次男用を追加しない家庭が多い理由
次男用に鯉のぼりを追加しない家庭が多いのには、現実的な理由があります。
- 住宅事情: マンションや賃貸では、大型の鯉のぼりを増やすのが難しい
- 管理・収納の負担: 数が増えると出し入れや保管が大変
- 価値観の変化: 家族単位で1セットという考え方が主流
このように、「用意しない=手抜き」ではなく、暮らしに合わせた自然な選択と言えます。
マナー的に追加しなくても失礼ではない?
マナーの観点から見ても、次男用に鯉のぼりを追加しなくても失礼にはあたりません。
兄弟ごとに増やす家庭もありますが、それは地域や家庭の慣習によるものです。全国共通のマナーではありません。
もし祖父母世代から「次男の分も用意しないの?」と言われた場合は、「今は家族で1セットという家庭も多いみたいです」と伝えると、角が立ちにくいですよ。
追加しなくて祖父母に何か言われるときの例文
それでも何か言われたり、言われる場合があるときの伝え方もご紹介します。
やさしく・角が立たない言い方
「今は兄弟みんなの成長を願って1セットの鯉のぼりを飾る家庭も多いみたいですよ。気持ちは変わらないので、今ある鯉のぼりを大切に飾ろうと思っています😊」
マナー・時代背景を踏まえた説明
「昔は兄弟ごとに増やすこともあったそうですが、今は住環境の関係もあって、家族で1セットという考え方が一般的になっているそうです。
今ある鯉のぼりで、兄弟みんなの成長を願いたいと思っています。」
どうしても断りたいときのやんわり表現
「お気持ちはとても嬉しいのですが、保管場所や管理のことを考えて、今の鯉のぼりを大切に使わせていただこうと思っています。」
「代わりの形」で気持ちを受け取りたい場合
「鯉のぼりは家族で1セットにしようと思っているのですが、もしよければ、名前入りの飾りなどでお祝いしていただけたらとても嬉しいです。」
それでも追加したい人向けの現代的な選択肢
「マナー的には不要でも次男の分も欲しい」という場合は、単品で買って後からつけるのもおすすめです。
後からつけるとサイズや素材の違いが気になる場合は、もう一個新たに買うのも良いでしょう。
小さいサイズで安いものもありますし、そんなに負担なく用意できますよ。
次男用に鯉のぼりを買い足す場合のサイズと相場
もし次男用に買い足すなら、フルサイズではなく小さめサイズが現実的です。
目安としては:
- 室内用ミニ鯉のぼり:2,000円〜8,000円前後
- 名前入りタペストリー:3,000円〜1万円前後
- ベランダ用小サイズ:1万円前後〜
「兄と同じサイズでないといけない」という決まりはないので、兄は屋外用・次男は室内用という組み合わせもよく選ばれています。
買い足すか迷ったときの判断基準3つ
次男用に鯉のぼりを買い足すか迷ったときは、次の3つで判断すると後悔しにくいです。
- ① 住環境に合っているか
無理なく飾れるスペースがあるか。 - ② 管理・保管の負担にならないか
毎年出し入れすることを想像して、続けられそうか。 - ③ 家族が納得できるか
「やらなきゃ」ではなく、「やってよかった」と思えるか。
この3つをクリアできるなら、買い足しても満足度は高くなります。
まとめ|家庭ごとの正解でOK
鯉のぼりは、もともと黒い鯉一匹から始まり、時代とともに家族を表す形へと変化してきました。
そのため、次男が生まれたからといって必ず追加しなければならないわけではありません。
追加しなくてもマナー違反ではなく、追加するなら無理のない形・暮らしに合った方法で十分です。
「やらなきゃいけないから」ではなく「やってよかったと思えるかどうか」で選ぶことが、いちばん大切な判断基準です。






