生け花って無意味?やってみてわかった意外な効果と価値
「生け花って、正直やる意味あるの?」
以前の私は、そんなふうに思っていました。
ただ花を飾るだけなら、わざわざ時間をかける必要はないし、お金もかかるし、正直コスパも悪そう…
どうせ枯れちゃうし、やるにしても生け花よりも苗買ってきて育てたほうが良いんじゃないの?
そう思っていたんですが、実際にちょっと試してみたことで、その考えはガラッと変わりました。
6月6日が生け花の日とのことだったので、ものは試しでやってみたんですよね。
→6月6日は生け花の日!由来・意味・始めるのに最適な理由を解説
たった数分、花を飾るだけで
「気持ちが整う」
「部屋の空気が変わる」
そんな変化を感じたんです。
この記事では、生け花は本当に無意味なのか?実際にやってみてわかった効果や価値を私が実際にやって感じたことをお伝えします。
生け花が「無意味」と言われる理由
まずは、なぜ生け花が無意味だと言われてしまうのか?その理由から整理してみます。
■① 実用性がないように見える
一番の理由がコレですよね。
料理や掃除のように「生活に直結するもの」じゃないので、「やらなくても困らない」し無意味と感じやすいです。
コレに関しては全くその通りではあるんですが、世の中のほとんどのことがそうですよね。「やらなくても困らないもの」だらけですし、趣味のほとんどがそうです。
だから、「実用性がない」から無意味というのはちょっと違うと思うんですよね。
■② お金と時間がかかる
花を買うコストや、飾る場所・時間を考えると「コスパが悪い」と思いますよね。
これに関してもしょうがないですよね。「そういうもの」としか言えないし、何をやるにしてもお金と時間はかかります。
■③ センスが必要そう
上記2つは他の趣味にも当てはまりますし「生け花だけ」と限らないんですが、それに加えて生け花の場合、難しそう・自分には無理そうという心理的ハードルもあるんですよね。
伝統的なものって敷居が高いじゃないですか。茶道とか琴とか。
生け花もそれにふくまれてくる上に飾り方によって雰囲気が全然変わってくるので、センスが問われる感じがあって、「いいや」ってなっちゃうんですよね。
私もセンスが必要だと思っていましたし、難しいと思って避けていました。
→生け花は難しい?初心者でも楽しめる理由と向いている人の特徴を解説
実際にやる前に感じていたこと
私もやる前は上記のように考えていました。
- センスがないから無理
- どうせうまくできない
- やる意味がわからない
特に「意味がないならやらない」という考えが強かったです。
ただ、今考えてみると「やらない理由を探していた」感じがします。
やっぱり新しいことをやるのって大変ですし、1から全部覚えるのもしんどいですからね。
それがイヤだから逃げていただけな気もします。
やってみて気づいた変化
そんなとき、6月6日が生花の日ということを知りました。
→6月6日は生け花の日!由来・意味・始めるのに最適な理由を解説
ちょうど安い花もあったのでそれを買ってコップに挿してみたんです。

たったこれだけのことで生け花と読んで良いのかどうか分からないほどお粗末なものなんですが…
これだけでも…
■① 部屋の雰囲気が変わる
花があるだけで、空間がやわらかくなった感じがして癒やされる感じがしたんです。
お花の力ってスゴいなって感じたのを今でも覚えています。
■② 気持ちが落ち着く
お花と向き合うだけで、心が落ち着きますし頭がスッキリするんですよね。
茶道もお茶をたてると「心が落ち着く」って言いますし、同じ芸事として近いものがあるのかもしれません。
■③ 「整える時間」ができる
スマホを見る時間が減るので、リラックスできてちょっとしたリセット時間になりました。
デジタル・デトックスなんて言ったりもしますが、無理に「やめよう」としなくても自然に離れられるのが良いんですよね。
これは正直、やる前には想像していなかった変化です。
意外と良いことが多くて、こんなちょっとしたことでも効果があるのに「なんでもっと早くやらなかったんだろう?」って思えました。
生け花の本当の価値とは?
やってみて感じたのは、生け花の価値は「結果」ではなく「過程」にあります。
たとえば、華道の代表的な流派である「池坊」
でも、単に美しく見せるだけでなく、自然との向き合い方や心の在り方が重視されています。
つまり、生け花は
- 花を整える
- 空間を整える
- 自分の心を整える
といった“内面的な価値”が本質なんです。
だから飾り方とかセンスとかはあんまり考えなくても良くて、自分の気持ちがどう変化するか?のほうが大事だというのが分かりました。
無意味どころか得られるメリット
私が実際に続けてみて感じたメリットはこちらです。
■リラックス効果がある
たとえ短時間でも気持ちが落ち着きます。
生け花をいけているときはもちろん、飾っている生け花を見るのもリラックス効果があります。
疲れているときも生け花があるだけで癒やしの空間になりますし、忙しいときも心が落ち着きます。
■集中力が高まる
花の配置を考えることで、自然と集中できます。
最初はそんなに考えていなくてお花をコップにさしただけですが、そこからちょっとずつ配置を考えたり花瓶を考えたりし始めると奥が深い。
あーでもないこーでもないってやっていると時間を忘れて集中できるし、気づいたら結構経っちゃっているんですよね。
時間がないときは「これでいいや」って妥協していますが、時間が取れるときはしっかり考えてやっています。
■生活にメリハリが出る
生け花をやるだけで日常の中に「整える時間」が生まれます。
お花に集中できるので、他のことを考えなくて良いし、お花を飾ることで部屋の雰囲気が変わって癒やし空間へと変わります。
生け花が私のリセットになっていて、頭の中がスッキリしてまた頑張ろうって思えるようになるんです。
■センスが自然と身につく
続けるうちにバランス感覚が養われます。
「この部屋にはこの色が合うな―」とか「この花にはこの花瓶が合うな―」とかがだんだん分かってくるんですよね。
これによって、ちょっとずつセンスが磨かれていくのかな?と感じています。
無意味に感じる人の特徴
一方で、やっていて感じた無意味に感じやすそうな人はこちら。
- すぐに結果を求める
- 効率やコスパを最優先にする
- 完璧を求めすぎる
別に実用的じゃないし、時間もお金もかかるし、場所も取ります。
それを「無駄」とか「無意味」と感じてしまう場合は向きません。
他のことをやったほうが良いでしょう。趣味になることもいっぱいありますからね。
- 体を動かすことが好き:ヨガや体操、スポーツ。
- タメになることがしたい:料理、掃除、家庭菜園。
- 他の人と戦って自分を高めたい:対戦ゲーム
など、自分に合ったものを見つけてやるのが良いと思います。
人によって合う合わないは違うし、価値を感じるものも違うので、それに合ったものをやるのが1番です。
楽しめる人との違いとは
逆に生け花をやって楽しいと感じる人は、
- 完成度より過程を楽しむ
- 小さな変化を感じる
- 正解を求めすぎない
こういった人です。「正解」を求めると苦しくなります。だって、正解がないですから。
何をやっても正解だし何をやっても良い。
だからこそ、どうやっても「いい感じ!」にもなるし、「なんか違うな…」ともなります。
「なんか違うな…」のときに正解を求めちゃうと大変です。ずっと終わらなくなるし、全部違う気がしてきて、苦痛になってきます。
だから、ある程度で妥協することが大事だし、「これでOK」って思える人が楽しめると思います。
むしろ「あーでもないこーでもない」ってやることが楽しめて、ちょっと変えただけで雰囲気の違いを感じられるのであれば、間違いなくおすすめです。
気軽に始める方法
「ちょっとやってみたい」と思った方は、まずは気軽に始めてみましょう。
最低限
- 花(1〜3本)
- コップ or 花瓶
- ハサミ
これだけあれば十分です。

全部ダイソーで揃いますし、お花も造花でも構いません。造花なら水が必要ないので手間もいらないし、飾るだけで良いです。
リラックス効果とかはないかもしれませんが、お部屋が華やかになって雰囲気は変わると思います。
そこから本格的にやりたくなったら、お花を買ってやれば良いだけですし。
私は今はお花のサブスクに入っているんですが、季節に応じたお花が届くので、どうやればお部屋に合って華やかになるかな?って考えるのが楽しいです。
まとめ
生け花は、一見すると「無意味」に見えるかもしれません。
私もそう思っていたんですが、実際にやってみたら、“目に見える価値だけで判断していた”だけでした。
- 生け花は心を整える時間になる
- 日常に小さな変化を生む
- 続けることで価値を実感できる
まずは一輪の花から試してみてください。なんなら造花でも構いません。
それだけで、意外な変化を感じられるはずです。





