ローリングストック法が続かない…非常食の消費期限が切れない方法は?
最近ローリングストック法がテレビでも良く言われるようになっていて、災害時のために非常食を準備しておくことは大事なんですが、消費期限を切らさないようにすることも大事です。そのため、消費期限が切れる前に非常食を食べて、新しい物を買って入れ替えていきます。
これがローリングストック法ですね。
ストックしていた非常食を入れ替えていくことで、ぐるぐる回していくので、ローリングストックということです。
これだけ聞けば非常食をしっかり備えられていて、普段でも食べられて理想的なんですが、意外とこれが難しくて続かないんですよね。
当然非常食は災害時に食べられるように日持ちするようになっていて、消費期限も長いです。非常食としては優秀なんですが、逆にそれが難しくしていて、長いから習慣化するのが難しいんですよね。
結局続かなくて、いつの間にか消費期限が切れてる…なんてことが多いです。
どうすればローリングストック法が続くのか?というのを考えてやった結果、なんとか消費期限が切れないようになったので、その方法をお伝えします。
非常食をローリングストックする3ステップ
ローリングストックを続ける方法がコレなんですが、分割すると3ステップになります。慣れちゃえば簡単ですし、1つ1つ確認しなくてもできるようになります。
それまでは1つ1つステップを確認しながら行うのが良いと思います。
その3ステップなんですが、
- 非常食を1つの箱にまとめる
- その箱をいつも見えるところに置く
- 一番早い消費期限の日付を書く
これだけですね。
1つにまとめたほうが非常時にも使いやすいですし、ローリングストックするためにも普段から使えるように見える場所に置いておいたほうがいいです。
また、一番早い消費期限の日付を紙に書いて非常食の箱に貼っておくことで、いつでも消費期限を確認できるので、消費期限が切れる前に食べることができます。
さらに言えば、何が必要かを確認するために入っているものや必要なものをリスト化したほうがいいですが、そこまでやると大変ですし、続かなくなる原因となりますので、まずはこの3ステップをこなすのが良いと思います。
その上で、余裕があれば日付以外にも必要なことを書くのが良いです。
これを行えばローリングストックが続くと思うんですが、念のため3ステップを1つ1つ詳しくお伝えしますね。
1つにまとめる
1つにまとめておくことで、非常食と分かりやすくなりますし、災害時でもここに非常食が入っているということが分かっていれば、慌てることもなくなると思います。
災害時だけでなく、普段でもこれが非常食と分かっていれば、何が足りないのかも分かりますし、ローリングストックしやすくなります。
非常食を入れる箱に関しては何でも良くて、空き箱とかダンボールとかで問題ありません。
防災リュックみたいな持ち運びできるもののほうがより良いとは思いますが、用意するのが大変な場合は空き箱で良いと思います。
いざという時のことをしっかり考えておくことも大事ですが、「今」ももちろん大事なので、無理なものは無理なので、できる範囲で行ったほうがいいです。
それが私にとっては「空き箱にまとめておく」だったので、箱に入れています。
しっかり防災リュックを準備できる場合は、断然そっちのほうが良いので、防災リュックに非常食を入れておきましょう。
見えるところに置く
続いて大事なのが、「いつも見えるところに置いておく」ということですね。
見えないとどうしても忘れちゃいますし、ローリングストックが続かなくなるのはもちろん、災害時にも用意してあるのは覚えていても、置いておいた場所を忘れてしまうということが起こり得ます。
せっかく用意してあっても、災害時に使えないと意味がありませんので、見えるところに置いておいたほうがいいです。
消費期限を書く
最後に非常食をまとめておいたものに、一番間近な消費期限を書いておきます。
1つ1つ全部書くというのもあるんですが、大変なのはもちろんのことどれが消費期限間近なのかが分からないので、続かないことが多いです。
なので、1つ1つ丁寧に書くよりも、一番間近なものだけ書いておけばOKです。
消費期限が近づいてきたら、それを出して食べます。そして、次に間近なものを紙に書いて貼るだけですね。
後は食べたものを買って、ローリングストックします。
買うのを忘れてしまうということもあるんですが、気づいたときに買うぐらいでいいのかなと思っています。使ってすぐに補充したほうがもちろん、いざというときには良いんですが、やっぱり大変ですので、気づいたら補充するぐらいの余裕があったほうが気楽でいいです。
これでも続かない場合は
以上の3ステップをやっておけば、基本的にローリングストックできると思いますが、それでも難しいという場合は、スマホを利用しましょう。
だいたいスケジュール機能とかリマインダー機能とかついていると思いますので、消費期限の日を設定して、アラームを鳴るようにしておけば、忘れなくなります。
スマホなら紙を貼り替える必要もないので、スマホのほうが簡単であればスマホを使いましょう。
便利なものは使った方がいいですし、使えるものは何でも使っていきましょう。