お彼岸におはぎとぼた餅を供える理由とは?違いと意味をわかりやすく解説
お彼岸には、おはぎやぼた餅をお供えする家庭が多いです。
「なぜこの和菓子なのか」
「おはぎとぼた餅は何が違うのか」
といった疑問がふと浮かぶことはありませんか?
お彼岸のときに疑問に思ったので、お彼岸におはぎ・ぼた餅を供える理由や意味、違いを調べてみました。
それで分かったことを詳しく解説します。
お彼岸におはぎ・ぼた餅を供える理由
お彼岸におはぎやぼた餅を供える理由は、大きく分けて次の3つです。
- あずきに魔除けの意味がある
- もち米に五穀豊穣の願いが込められている
- ご先祖様と心を「合わせる」意味がある
まず、あずきの赤色は古くから邪気を払う色とされています。魔除けの意味を持つ食べ物として使われているのです。
また、もち米は五穀豊穣や家内安全を願う象徴とされています。お祝い事や行事の際によく用いられます。
このあずきともち米を合わせたおはぎ・ぼた餅には、ご先祖様と自分たちの心を「合わせる」という意味も込められているとされています。
おはぎとぼた餅の違いは?
おはぎとぼた餅に違いはあるの?っていう疑問もあると思いますが、基本的に同じ食べ物です。違いは主に「呼び方」と「季節」にあります。
- 春のお彼岸:ぼた餅(牡丹の花に由来)
- 秋のお彼岸:おはぎ(萩の花に由来)
春は「牡丹(ぼたん)」の花が咲く季節であることから「ぼた餅」。
秋は「萩(はぎ)」の花が咲くことから「おはぎ」と呼ばれるようになりました。
ただ明確に分けている場合もあります。
- ぼた餅は「牡丹」から来ているので、牡丹の花のように大振りで丸いもの。
- おはぎは萩の花のように小ぶりで細長いもの。
このように大きさや形で分けていることもあります。
あんこの違いにも意味がある?
地域や家庭によっては、ぼた餅はこしあん、おはぎは粒あんを使うと言われることもあります。
これは、
春は冬を越して皮が固くなりやすいためこしあんにし、
秋は収穫したばかりの小豆で皮が柔らかいため粒あんにする、
という説に基づいています。
ただし、現在ではあんこの種類に厳密な決まりはありません。
家庭の好みで問題ありません。
いつ供えて、いつ食べる?
おはぎ・ぼた餅は、主に彼岸入りの日にお供えし、その後家族でいただくのが一般的です。
日にちに厳密な決まりはありません。傷みそうな場合は早めに食べましょう。日にちに縛られて食べられなくなり、捨ててしまうのはもったいないですから。
大切なのは、ご先祖様を想いながら感謝の気持ちでいただくことです。
まとめ
お彼岸におはぎやぼた餅を供えるのは、魔除けや五穀豊穣、ご先祖様との心のつながりを大切にする意味が込められています。
呼び方やあんこの違いはあっても、どちらも同じ和菓子ですので、家庭の習慣や好みに合わせて用意すれば問題ありません。






