山崎パンはなぜ体に悪いと言われる?知らないと損する添加物の話
「山崎パンって体に悪いらしいよ」
そんな言葉を、SNSや知恵袋で見たことはありませんか?
子供のころこれ朝ごはんにでてきたらめちゃくちゃ嬉しかった、今、これはマジで身体に悪いって知ってる、子供に絶対喰わさない、マジでむかついてるヤマザキパンの社長に、、、てめえの子供に一生喰わせてやるよ pic.twitter.com/eiDWGu1o0O
— お水銀行 (@rental_chinpq) February 28, 2026
毎朝コンビニで買っている食パン。
子どもが大好きなチョコチップパン。
忙しい日の朝を救ってくれる菓子パン。
それがもし「危険」だとしたら…
正直、怖いですよね。
でも同時に、こうも思いませんか?
本当にそんなに危ないなら、なぜ日本中で売られているの?
何十年も販売されているのに大問題にならないのはなぜ?
この記事では、感情論ではなく添加物の正体・安全基準・実際のリスクを冷静に整理します。
不安でモヤモヤしている人ほど、最後まで読んでください。
なぜ「山崎パンは体に悪い」と言われるのか
先にお伝えしておくと「体に悪い」と断定できる科学的根拠はありません。
SNSを見ていると分かりますが、だいたい怒りに任せてポストしているのがほとんど。ちゃんと根拠を言っている人はいません。
ではなぜ噂が広がるのか?
理由は主にこの4つです。
- 添加物が多いイメージ
- イーストフード問題
- ショートニング(トランス脂肪酸)
- 長持ちする=防腐剤が多いのでは?という誤解
つまり、“イメージだけで”体に悪いと思っている部分が大きいです。
添加物は本当に危険なのか?
よく名前が挙がるのは以下の成分です。
- イーストフード
- 乳化剤
- ショートニング
- 香料
- 着色料
だから、無添加!を謳って売っているものもあるんですが…
日本で使用できる食品添加物は、厚生労働省が安全性を確認し、使用基準を定めています。
「添加物=即危険」という単純な話ではありません。
問題は「量」と「頻度」です。
摂取しすぎれば危ないものはありますが、普通に食べている分には何の問題もありません。
ここを誇張して「危ない!」という人も多いんですが、「食べ過ぎは良くない」なんていうのは添加物関係ないですよね。
何を食べたって食べ過ぎればお腹痛くなるし、何かしらの支障はきたします。
それと全く同じです。
イーストフードは体に悪い?
イーストフードは酵母の栄養源で、パンの膨らみや安定性を高める目的で使われます。
誤解されがちですが、イーストフードという単一の物質は存在しません。
複数の食品添加物の総称です。
規定量内であれば安全性は確認されています。
ただし、
- 毎日大量に食べる
- 菓子パン中心の食生活
こうなると話は別です。
「菓子パンばっかり…」となるとイーストスード関係なく、砂糖も多く摂取することになります。
糖尿病のリスクも高まるので注意が必要です。
ショートニングとトランス脂肪酸問題
トランス脂肪酸はニューヨークなどで含有量を制限していて、「心臓病になる」ということでマーガリンを禁止していることは有名です。
そこから「トランス脂肪酸は体に悪い」というのが伝わって、マーガリンはもちろんパンも「体に悪い」と言われるようになったんですが…
確かにショートニングにはかつてトランス脂肪酸が多く含まれていました。
しかし現在は、企業努力により大幅に低減されています。
実は日本は欧米よりも摂取量がかなり少ないと言われています。
禁止したり含有量を制限している欧米よりも、制限していない日本のほうが少ないんです。
<トランス脂肪酸の平均摂取量(エネルギー比)※>
○アメリカ:2.2% ○日本:0.3%
※食品安全委員会「食品中に含まれるトランス脂肪酸」評価書より出典 食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価について | 食品安全委員会 – 食の安全、を科学する
元々少ないからトランス脂肪酸が原因で心臓病になることもほとんどなく、制限も禁止もしていないわけです。
とはいえ、
菓子パンは脂質・糖質が高い食品。
食べ過ぎれば太ります。
これは山崎パンに限らず、どのメーカーでも同じです。
「長持ちする=防腐剤が多い」は本当?
実は多くのパンには防腐剤は使用されていません。
だから、置いておくとカビてくるのがほとんどなんですよね。
食べずに忘れてしまった食パンがカビていましたし…
それでも消費期限の2日~3日過ぎても問題ないものがほとんどです。それぐらいじゃカビも生えません。
これだけ日持ちするのは、「防腐剤」によるものではなく、
- 製造工程の衛生管理
- pH調整
- 包装技術の進化
などの企業努力によるものです。
「腐らない=危険」というのは、やや短絡的な発想です。
臭素酸カリウムは本当に危険なのか?
「山崎パン 体に悪い」と検索すると、まず出てくるのが 臭素酸カリウム です。
「臭素酸カリウムを使う」と公式に発表したことで、「発がん性物質じゃないか?」と山崎パンは体に悪い…と言う人もいます。
今は、「新技術により使わなくても良くなった」ということで、使っていないみたいですが、2024年10月31日まで使っていたということで、気になっている人もいると思います。
そこで、「臭素酸カリウム」について詳しくお伝えします。
臭素酸カリウムとは何か?
臭素酸カリウムは、パンの製造時に使われる「小麦粉処理剤(改良剤)」です。
役割はシンプルで、
・生地の弾力を強くする
・ふくらみを安定させる
・食感をよくする
という品質安定のために使われます。
問題視される理由は、発がん性の可能性が指摘されている成分だからです。
国際的な評価では、動物実験レベルで発がん性が確認されているとされ、「ヒトに対して発がん性の可能性がある物質」に分類されています。
ここが“危険説”の出発点です。
なぜ海外では禁止されているの?
臭素酸カリウムは、
・EU
・カナダ
・中国
・韓国
など、多くの国で使用が禁止されています。
そのため、
「海外で禁止=日本は危険なのでは?」
という疑問が広がりました。
ただし、日本では
✔ 焼成後に製品中へ残存しないこと
✔ 分析で検出されないこと
を前提に使用が認められてきました。
つまり、最終製品に残らないことが条件です。
山崎製パンの対応は?
山崎製パンは過去に一部の食パンで臭素酸カリウムを使用していました。
しかし公式発表により、現在は臭素酸カリウムの使用を終了していると公表しています。
ポイントはここです。
「過去に使っていた」=「今も危険」
ではありません。
企業側は
・残存しないことを分析で確認
・法令基準を満たした使用
と説明してきました。
そして現在は使用していないという立場です。
なぜここまで議論になるのか?
理由は3つあります。
① 発がん性“可能性”というワードの強さ
② 海外で禁止という事実
③ 加工助剤は表示されないケースがあること
特に③が不信感につながりやすいポイントです。
「表示にない=隠しているのでは?」
と感じる人が多いのです。
しかし加工助剤は、最終製品に残らない前提で表示義務がないという制度上の扱いです。
ここを知らないと、不安だけが一人歩きします。
では本当に危険なの?
冷静に整理すると、
✔ 発がん性の“可能性”は指摘されている
✔ しかし日本では残存しないことが条件
✔ 現在は使用終了と公表されている
という状況です。
「即危険」と断言できる科学的証拠はありません。
ただし、
・不安に感じる人がいるのも事実
・海外では禁止国が多いのも事実
両方が共存しています。
毎日食べ続けるとどうなる?
問題はここです。
山崎パンが危険かどうかではなく、
“食生活のバランス”の問題。
例えば、
- 菓子パン+ジュース
- 菓子パン+カップ麺
こういった食生活を毎日続ければ、どんなパンでも健康的とは言えません。
逆に、
- 食パン+卵+野菜
- 菓子パンは週1回
このレベルなら過度に恐れる必要はないでしょう。
子どもに食べさせても大丈夫?
結論:量と頻度を守れば問題ありません。
子どもの場合は、
- 菓子パンをおやつ代わりに毎日
- 甘いパン中心
これが続くと糖質過多になります。
パン自体よりも、食習慣のほうが重要です。
無添加パンとの違い
無添加パンは確かにシンプルです。
ただし、
- 価格が高い
- 日持ちしない
- 手間がかかる
というデメリットもあります。
無添加と言わないまでも、保存料なしのパンもあります。
保存料ゼロ!子供と食べる焼きたてパンSTYLE BREAD(スタイルブレッド)
![]()
気になる場合は、こういったパンを食べるのもおすすめです。
安全か危険かの二択ではなく、「どう使い分けるか」が大切です。
結論:山崎パンは本当に体に悪いのか?
✔ 規定量内なら安全性は確保されている
✔ ただし食べ過ぎれば太る
✔ 問題は“パン”より“食生活全体”
SNSの極端な意見に振り回される必要はありません。
怖がりすぎる必要も、盲信する必要もありません。
大切なのは、
正しい情報を知ったうえで、自分で選ぶこと。
それでも「山崎パンはイヤだ」っていう場合は食べなければ良いですし、保存料なしのパンを食べるのもおすすめです。
保存料ゼロ!子供と食べる焼きたてパンSTYLE BREAD(スタイルブレッド)
![]()
「山崎パンは安全なのは分かったけど、山崎パンばっかりはちょっと…」という場合は、両方食べるのも良いですし。
好き嫌いはあって当たり前ですし、正しい知識を得た上で好きなものを食べるのが1番です。





