クリスマスツリーいつからいつまで飾る?意味から考える出す時
もうすぐクリスマスですね。クリスマスで迷うのがクリスマスツリーをいつから飾って、いつまで飾っておけばいいのかということじゃないでしょうか。
もちろんいつでもいいといえば、そうなんでしょうがある程度の目安が欲しいというのは私だけじゃないはず。
ということで、いつからいつまで飾っておけばいいのか?というのをクリスマスツリーの意味から考えてみたいと思います。
クリスマスツリーの意味
クリスマスはご存知だと思いますが、イエス・キリストの誕生を記念するイベントで、キリストの降誕を記念する日です。
で、キリストの降誕になぜクリスマスツリーを飾るのかというと、これが面白くて実はクリスマスツリーはキリスト教由来じゃないらしいです。
元々は北欧の古代ゲルマン民族の「ユール」というお祭りで使われていたカシの木で、冬でも葉を枯らさないため、生命の象徴とされていました。それをキリスト教に改宗しようとしたものの、樹木信仰が根強かったため、カシをモミに変えてキリスト教化したとのこと。
そして、ドイツのパン職人がツリーを飾るようになり、クリスマスにクリスマスツリーを飾るようになっていきました。
クリスマスツリーはいつから飾るべきか
クリスマスとクリスマスツリーは本当は関係がないので、飾らなくても良いというのもありますが、今ではクリスマスにクリスマスツリーを飾るのが一般的ですし、クリスマスを楽しむのであれば、飾るべきでしょう。
クリスマスにはアドベントという待降節があります。
アドベントはキリストの降誕を待ち望む期間で、クリスマスまでの約4週間です。
このアドベントがクリスマスの準備期間と言われていて、4週間内にクリスマスツリーを出すようですが、ドイツだと家にクリスマスツリーを飾るのはクリスマスイブの12月24日とのこと。
約4週間のクリスマス準備期間があるドイツですが、家庭にツリーが登場するのはクリスマスイブの12月24日で、1月6日の三王来朝の日まで飾られます。出典 アドヴェントとクリスマス – ドイツ外務省
早く出すのであれば、アドベントの4週間前、そこからクリスマスイブまでに飾れば良いようです。
クリスマスツリーはいつまで飾る
ドイツですと先ほどのドイツ外務省の通り、1月6日の三王来朝の日まで飾ってから、片付けるようです。
三王来朝の日はキリスト教徒の祝日で、イエスの誕生を祝うために3人の賢者が星に導かれてやってきた日で、それを祝う日です。
ドイツではこの三王来朝の日がクリスマスシーズンの終わりで、1月6日にクリスマスツリーやドアリーズなどを外して片付けるとのこと。
ただ、日本だとお正月もあって、お正月飾りも出さないといけませんし、1月6日までクリスマスツリーを出しておくというのも大変ですよね。それに、他の人からしてみたら、「お正月なのになんでクリスマスツリーなんか出してるんだ?」って思われかねませんし。
なので、25日過ぎたら片付けてしまって良いと思います。出しておくとしても、大晦日まででしょう。