柚子風呂が1回だともったいない…何回使えるか?再利用の方法も
冬至といえば、柚子風呂ですよね。お風呂に柚子を浮かべて入ると良い匂いに包まれると それだけで高級な気分になれますし、お風呂から上がった後もポカポカしていて、寒い夜にピッタリです。
ただ問題が1つだけあって、1回で捨てちゃうのはもったいなく感じますし、柚子風呂だけで柚子を捨てちゃうのも もったいないと思ってしまいます。
柚子って結構高いですからね。一回だけ柚子風呂に入って捨てちゃうなんて贅沢なことはできないです。
そこで、柚子風呂に何回入れるのかというと、何か再利用できないのかというのを調べました。
柚子風呂は何回も入ってOK
柚子風呂は一回入ったら捨てなきゃいけないなんてことはないので、何日か入っても問題ありません。
具体的に何日入れるとかはないんですが、香りがしなくなるまで入って大丈夫なようです。
香りがなくなっても柚子風呂に入っても問題はないですが、効果がないので、柚子を入れておく意味があんまりありません。
なので、香りがしなくなるまで入って、後は柚子を取って再利用しましょう。
再利用の仕方については後ほどお伝えします。
何回も入る際の注意点
香りがしなくなるまで柚子風呂に入っていいんですが、1点だけ注意点があります。
それは「追い焚き」です。追い焚きをすると柚子の果汁や果肉が配管に入ってしまう危険性があります。配管に入り込むと細菌が繁殖したり、故障する原因となります。
なので、柚子風呂で追い焚きをした場合は、しっかり掃除をして柚子を取り除くようにしてください。
難しい場合はお湯を入れ替えたり、足し湯をしたりして、調節するのがおすすめです。
柚子の再利用は?
柚子風呂で使った柚子を捨てちゃうのはちょっともったいない気がしますよね。使えるものがあるのであれば使いたいと思う人が多いと思いますし、私もです。
で、何か使えないかと調べたんですが、意外と使い道が多いことが分かりました。
なので、その方法をお伝えしますね。
- 芳香剤
- 掃除
- 肥料
この3つが簡単で使いやすい方法でした。後は化粧水にするという人や肌に塗るという人もいましたが、化粧水にするのはちょっと大変ですし、肌に塗るのは刺激が強いので、肌が強くないと厳しいです。
なので、3つの方法についてご紹介しますね。
芳香剤
柚子は良い香りがしますし、お風呂に入れても匂いは残るので、芳香剤にも使えますよ。柚子を絞って、果汁を薄めてアロマポットで焚けば、柚子の良い香りがしてきます。
アロマポットがない場合は柚子の皮を剥いて感想させ、小さく切ってネットなどに入れて吊るしておくだけでも、柚子の香りを楽しめます。
さすがに新しい柚子ほどの匂いはしませんが、少しは香りますし、柚子の香りが好きな方はぜひ試してみてください。
掃除
柚子の皮にはリモネンという精油成分が含まれています。柚子だけでなく、レモンやオレンジなど柑橘類の皮に多く含まれているんですが、これが柑橘の匂いのもとです。
リモネンは匂いだけでなく、天然の洗剤に含まれているものもあり、油汚れに効果的です。
油汚れのひどいところに柚子の果肉を押し付けて拭くだけで落とすことができます。果肉を押し付けにくいところは柚子の洗剤を作るのもおすすめです。
柚子を細かく切って、同量のお水を入れて弱火で30分~40分コトコト煮ます。後は火を止めて一晩置いておきます。皮をギュッと絞って、不純物を取り除いて、スプレーボトルに移せばOK。
柚子のスプレーをシュッシュとかけてサッと拭けば、汚れが落ちやすくなります。
肥料
家庭菜園などをやっている場合は柚子の皮を肥料にも使えますよ。
ただ、お風呂に入れた柚子を濡れたまま入れると腐ってしまうので、風通しの良い日陰で干して、カラカラにしてから細かく刻んで土に混ぜるのがおすすめです。