白菜の中の葉が黄色く変色した…これ大丈夫?食べられる?
農家さんのところで白菜が売られていたので買ったんですが、なかなか1個全部使い切るのは大変で、内側が黄色に変色してきました。
画像だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、黄色くなってきています。
日が経って黄色くなってきたので、悪くなってきたということだとは思うんですが、まだ大丈夫なのかどうかが心配で、食べられるのかどうか調べてみました。
結論から言うと食べられますし、実は黄色いほうが良いことも多いみたいです。知らなかったことを色々分かったので、それをお伝えしますね。
黄色いほうが長持ちする!?
いつも野菜のことをツイートしている野菜のプロ、青髪のテツさんが黄色くなった白菜に関してもツイートしていました。
【八百屋からのお願い】
カットされた白菜は
黄色いものを選んでください!
黄色いものを選んでください!
黄色いものを選んでください!その方が長持ちします。
白菜は陳列後時間が経つと光合成で黄色い切口が緑色に変色。黄色い方が柔らかく味もいいんです。
ぜひ黄色いものを選んでください! pic.twitter.com/aMDkOuMzQ0
— 青髪のテツ|野菜のプロ (@tetsublogorg) February 1, 2022
黄色い白菜を選んだほうが良いほど利点があり、黄色い白菜のほうが長持ちして柔らかくて味も良いとのこと。
なので、全く気にせずに食べて良いですし、むしろ黄色いほうがいいようです。
黄色いほうが良い理由
普通は葉は緑色をしていて、だんだん色が変わっていくのが普通ですが、白菜の内側は黄色いのが新鮮で、だんだん緑色になっていくようです。
実は黄色いのが普通で、日が経ったのが緑色なので、黄色いほうが新鮮で柔らかくて美味しいし、緑色のほうが苦味があって硬いです。
だから、黄色いほうが長持ちするし、美味しいというわけなんですね。
外側の葉は緑色が良い
内側の葉は黄色いほうが新鮮なんですが、外側の葉は反対に緑色のほうが新鮮です。なので、カットされている白菜を買うときは外側が緑色で内側が黄色のものが良いです。
これは光合成によるものでしょうね。
葉が光と二酸化炭素を取り込んで酸素を発生させるものが光合成ですね。
光合成は緑色植物が行い、光合成を行うために葉緑体という器官があり、その中に葉緑素という色素があります。葉緑素が太陽光に含まれる赤と青を吸収し、緑が残ります。そのため、緑色だけ反射されて、葉が緑色に見えるんです。
白菜も外の葉は光合成を行って、緑色になります。内側の葉は太陽の光が入ってこないので、赤と青が吸収されないので、黄色に見えるということですね。
それが外に出て、太陽の光を浴びることで光合成が行われて、だんだん緑色になっていきます。
内側が黄色ということはまだ太陽の光を浴びていないということですので、新鮮という証です。
ただ外側の葉を剥いただけなのかも…
時間が経ったから黄色くなったと思っていましたが、実は外側の葉を剥いたから内側の黄色い葉が出てきただけなのかもしれません。
新鮮な白菜ということが分かったので、これからも安心して食べようと思います。
これからの時期、白菜は何でも使えますからね。鍋に煮物に炒め物に…なんに入れても美味しいので、たくさん食べられます。