松井優征先生のマンガはロジカルに裏付けられた面白さ!ジャンプの漫画学校講義録は絶対読むべき
ジャンプの漫画学校というジャンプ編集者さんとジャンプ作家さんが漫画制作の講義を全10回行われていました。
漫画の作り方からそれぞれの漫画ジャンル(バトル・ファンタジー、ギャグ・コメディなど)についてまで、ジャンプの先生たちが講義してくれました。
ジャンプの漫画学校は2020年8月8日(土)~12月12日(土)までの全10回で、全部で22000円でした。
今はもう終わってしまいましたが、ブログにて「ジャンプの漫画学校議事録」という形で、講義の内容を一部抜粋して無料で公開してくれています。
その中でも、「魔人探偵脳噛ネウロ」や「暗殺教室」などで有名な松井優征先生の記事「防御力をつければ勝率も上がる」が役に立つと話題になっています。
え、いいのこれ。あまりにも役に立つやつじゃないすか。
ありがとうございます!ジャンプの漫画学校講義録⑥ 作家編 松井優征先生「防御力をつければ勝率も上がる」 – ジャンプの漫画学校 https://t.co/7IgQArYRkE
— つくしあきひと (@tukushiA) March 10, 2021
漫画を描こうとしている方はもちろんのこと、人に伝えるために必要なことも書かれていますので、誰が読んでもタメになります。
なかなかうまく伝えられないという場合はぜひ読んでみてください。
ジャンプの漫画学校講義録⑥ 作家編 松井優征先生「防御力をつければ勝率も上がる」
大事なのはメリット>コスト
漫画を読んでもらうためには、メリットがコストを上回る必要があります。
メリットは、
- 面白いストーリー
- 引き込まれる世界観・設定
- 目を引きつける絵
- 新鮮で魅力的なキャラ
- センスのある演出
こういったものになります。
コストは、
- お金
- 時間
- 労力
この3つです。
まずは漫画を買うためのお金ですね。当然お金よりも価値がないと思われれば、買ってくれませんので、読まれません。
続いて、漫画を読むための時間とそれにかかる労力です。
漫画を読むには頭を使いますし、目もページをめくる手も疲れます。
こういった労力が漫画を読む面白さよりも上回ってしまいますと、読んでもらえなくなってしまうのです。
松井優征先生の講義では、コストよりもメリットを上回る方法を先生の漫画「暗殺教室」や「ネウロ」を例にもっと深堀りしています。
なので、講義を読んでいただくと、ここを理解が深まると思います。
メリットがコストを上回る方法
メリットを5つ紹介されていますが、これらは当然伝える内容によって異なってきます。
伝える内容にどんなメリットがあるのかというのは、考える必要があると思います。
その上で、メリットがコストを上回るためにはどうしたらいいのか? というのも、松井優征先生の講義内で書かれています。
- 他人からいくらでも盗める
- 漫画を読んで負担、不快に感じたことはどんな小さな事でも憶えておき、自分の漫画に活かす
他の人が伝えている方法を盗めばいいだけです。
伝え方がうまいと感じる人の言い方や流れを真似するだけで、伝えやすくなりますし、メリットがコストを上回ることができます。
また反対に、伝え方があまりうまくない人からは、憶えておいて活かすことができます。
人から学ぶのが一番早いですし、松井優征先生のようなプロの漫画家さんでもそうしているのです。
これはやらない手はないでしょう。