クリスマスケーキはいつ食べる?意味や理由から考えるタイミング
クリスマスといえば、メインはクリスマスケーキですよね。イチゴや砂糖菓子のサンタさん、「Merry Christmas」と書かれたチョコレートプレートなどが乗ったクリスマス専用のケーキって感じが良いですよね。
見た目も華やかですし、味ももちろん美味しくて、クリスマスが待ち遠しいっていうのは私だけじゃないはず。
ただ、ふと疑問に思ったのがこのクリスマスケーキは一体いつ食べればいいのか?ということ。
もちろん、クリスマスパーティーのときや24日のクリスマスイブや25日のクリスマスに食べればいいんでしょうが、もしかして何か決まりがあるんじゃないか?という疑問が浮かびました。
そこで、世界ではどうしているのか?主にキリスト教の国から、クリスマスケーキを食べる意味やタイミングを調べてみました。
それで面白いことが分かったので、ぜひ読んでもらえればと思います。
クリスマスケーキを食べる意味
クリスマスケーキを食べるのは、イエス・キリストの降誕を記念するためにクリスマスが祝われるため、そのお祝いのためですね。
ただ、クリスマスケーキを食べることがキリストの行事ではないようで、元々はミンスパイというドライフルーツを詰めたパイを食べていたものを日本ではクリスマスケーキに変わったようです。
ミンスパイはこちらです。
イギリス人のユーチューブ動画ですが、日本語訳もついていますので、ミンスパイについて知りたい場合はぜひ見てみてください。
なぜクリスマスケーキになったのか?
元々パイだったのが、なぜ日本でクリスマスを祝うときにケーキになったのかというと、不二家がクリスマスケーキを売り始めたのが最初です。
日本洋菓子協会連合会にクリスマスケーキについて取材している記事がありましたので、そちらをご紹介しますね。
「不二家は横浜市元町で1910(明治43)年11月に創業し、その年からクリスマスケーキを販売していました。最初のクリスマスケーキは、ドライフルーツと洋酒を使って焼き上げたプラムケーキに、お砂糖の衣をかけたシンプルなものでした。販売数量は分かりかねますが、当初から大変好評だったそうです」出典 クリスマスに「ケーキ」を食べるのはどうして? 日本ではいつごろから定着した? | オトナンサー
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最初は今のようなイチゴのケーキではなかったようで、ミンスパイのようにドライフルーツが使われていたようです。
日本だとドライフルーツを食べる文化があんまりありませんし、日本の口に合わせて今のようなイチゴのクリスマスケーキに変わっていったんでしょうね。
外国でも色々食べるデザートが変わっていて、ドイツだと「シュトレン」というドライフルーツが練り込まれたパンが食べられていたり、フランスだと「ビュッシュ・ド・ノエル」というクリスマスツリーに模したロールケーキが食べられています。
ドイツでクリスマスに食べられる「シュトレン」
フランスでクリスマスに食べられる「ビュッシュ・ド・ノエル」
外国でもその国にあったデザートに変わっていますし、「ケーキを食べる日本はおかしい」ではなく、クリスマス自体その国の文化になっていて、その国に合ったやり方で楽しんでいるので、日本は日本のクリスマスを楽しめばいいと思います。
クリスマスケーキはいつ食べるの?
さて本題のクリスマスケーキをいつ食べるのか?ですが、これも国によって異なるようです。
クリスマスの12月25日のパーティー中に食べる国も多いですし、イギリスではクリスマスイブの12月24日か12月26日のボクシングデーに食べられているようです。
ボクシングデーというのは、クリスマスの翌日に協会が箱に入れた(boxing)クリスマスプレゼントを贈る日からBoxing Dayと呼ばれています。
この12月26日も休日で、家族で過ごす日になっていて、そこでケーキを食べるところもあるみたいです。
なので、いつ食べなきゃいけないという決まりはなく、日本だとクリスマスイブの12月24日に食べる人も多いと思いますし、もちろんクリスマスの12月25日に食べる人もいるでしょう。
世界でもこの日に食べるとかは決まっていないみたいですし、クリスマスパーティーをやったときに食べればいいのではないでしょうか。