当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

「みつめのぼたもち」風習の地域はどこ?意味と由来

第1子の赤ちゃんが生まれてから3日後に食べる大きなぼたもちの みつめのぼたもち。

みつめのぼたもち風習

こういった感じの大きなぼたもちですね。三つ目のぼたもちなので、赤ちゃんが生まれて3日後に食べます。

みつめのぼたもち意味

なぜ大きなぼたもちを赤ちゃんが産まれて3日後に食べるのかというと、お母さんに栄養をつけてもらうためです。

昔は食料が乏しく満足に食べることが難しかったので、お母さんも栄養が足りなくて、子育てが大変でした。そこで、栄養豊富な小豆ともち米を使ったぼたもちを大きくして食べることで、より栄養をつけてもらうために始まった風習です。

みつめのぼたもちを食べることで、出産の疲労回復と母乳がたくさん出ますようにという願いが込められています。

また、親戚やご近所の人に赤ちゃんが生まれたことを知らせる意味もあります。重箱に大きなぼたもちを詰めて、あいさつしながら配ることで、みんなで助け合いながら赤ちゃんを育てる意味があります。

ちなみにみつめのぼたもちを配るのは第1子のみで、第2子以降は行いません。

スポンサードリンク

ただ最近はみつめのぼたもち自体、行うところも少なくなっています。行う地域が限られてきていて、昔みたいに栄養不足で食べること自体厳しいということもないですし、だんだんやる意味がなくなっていったんでしょうね。

それでも行っている地域はありますし、みつめのぼたもちの伝統を守っているところもあります。

みつめのぼたもちを行う地域は?

みつめのぼたもちは茨城県や千葉県、神奈川県の関東や愛知県でも行われているようです。

基本的に関東での風習ですが、以上の県内でも全ての市で行われているわけではありませんし、みつめのぼたもちを行うとこも限定的になってきています。

先ほども言いましたが、栄養不足になることはないので、みつめのぼたもちを食べる必要がないのと近所付き合いが希薄になっているところも多いのも、みつめのぼたもちを行わなくなっている要因じゃないかと思います。

みんな忙しいですし、みつめのぼたもちを行う余裕があるとこも少ないんじゃないでしょうか。

できれば、こういった伝統は残っていって欲しいですが、時代の流れでなくなってしまうのも仕方ないですね。

スポンサードリンク