しめ縄の向きはどっち?入船・出船の違いと正しい飾り方をわかりやすく解説
お正月に飾る「しめ縄」。
いざ飾ろうとすると「向きってどっちが正しいの?」と迷いませんか?
私もしめ縄を変えようと思ったら、「あれ?どっち向きにすれば良いんだろう?」って困ったんですよね。
それで調べてみたら、しめ縄の向きはどっちでも良いことが分かりました。
ただ、向きに意味があって どっち向きにするか?で意味が変わってきます。
しめ縄の向きには「入船」と「出船」があり、
- 入船 → 幸せや福を呼び込む
- 出船 → 新しい門出や旅立ち
という意味があります。
👉 迷ったら「入船」にするのが一般的でおすすめです。
入船・出船とは?
入船(いりふね)と出船(でふね)は、もともと船の向きを表す言葉です。

入船 → 船が港に入ってくる向き
出船 → 船が港から出ていく向き
船首が港を向いて港に返ってくる向きが入船で、船首が海側を向いて港から出ていく向きが出船です。
つまり、船が返ってきて、入港するのが入船。これから出ていって出港するのが出船です。
しめ縄では、縄を船に見立てて、この考え方を取り入れています。
しめ縄の向きの見分け方
しめ縄には太い方と細い方がありますよね。
太い方 → 綯い始め(船尾)
細い方 → 綯い終わり(船首)

👉 この細い方(先端)の向きで判断します。
入船(おすすめ)
👉 細い方が「左」を向く
意味:福・財・幸せが家に入ってくる
船が家に返ってくることを示すので、港から出ていった船がお魚を大量に獲って家に戻ってくることから、「財や幸せが家に入ってくる」ということを表します。
なので、基本的には入船で良いと思います。
出船
👉 細い方が「右」を向く
意味:新しいスタート・門出・発展
これから船を出して港を出ていくことから「門出」やお魚を獲ってきて繁盛する「発展」という意味になります。
新規事業を始めたり、就職や転職など大きな変化があるときは出船がおすすめです。
こうやって入船と出船を使い分けることによって、ワカっている人になれるし、見る人が見たら「お!」ってなります。
なぜ入船が人気なの?
しめ縄は「宝船」を表しています。
あの七福神や財宝が乗っている宝船ですね。
👉 入船にすることで「福を乗せた船が家に入ってくる」という縁起の良い意味になります。
そのため、家庭では入船にすることが多いです。
新しいことを始める場合は、「それが成功しますように」という願いを込めて出船にするというのも良いです。
特に新たに始めるわけではないけど出船にすると船だけ行ってしまうことになるので、入船のほうが良いということになります。
それに新たなことを始める場合でも、入船にしておけば宝船が家に入ってきて「福が家に入ってくる」という意味になるので、問題ありません。
入船なら、新たに始めても始めなくてもどっちでも使えるので、入船のほうが無難で人気です。
どっちを選べばいい?(判断基準)
どっちにしたほうが良いか迷ったら、目的に応じて決めるようにしましょう。
入船がおすすめな人
- 家庭円満を願いたい
- 金運・運気アップしたい
- 特にこだわりがない
困ったときの入船です。入船にしておけばだいたい対応できるので、何もなければ入船にしましょう。
出船がおすすめな人
- 新しいことを始める
- 独立・転職・挑戦の年
- 外に出て活躍したい
一念発起して、「今年こそは!」と燃えている場合は出船もおすすめです。
宝船と一緒に出て、幸運を掴みましょう。
お店・仕事の場合の考え方
実は職業によっても考え方が変わってきます。
- 店舗 → 入船(お客さんが来る)
- 外で働く → 出船(外に出て稼ぐ)
こういった意味もあります。
商売繁盛を意識するなら入船が良いですし、営業など外を回るのであれば出船にするのもおすすめです。
この場合はお店が家(しめ縄を飾るところ)で、しめ縄がお客様になります。
お客様を呼び込むのであれば入船にして、お店から出てお客様を呼び込んでくるのであれば出船にしましょう。
まとめ
しめ縄の向きは
入船 → 福を呼び込む(一般的・おすすめ)
出船 → 門出やスタート
という意味があります。
👉 どちらも正解ですが、意味で選ぶのがポイントです。
1年円満に過ごすなら入船が良いですし、「今年は頑張る!」という年にするのであれば出船にして気合を入れるのがおすすめです。
ただ途中で変わることはあるでしょうし、「1年間ずっと同じことが続く」ってことはないでしょうから、「どっちにするか迷う…」ってときもあると思います。
そういう場合は「入船」にしておけば間違いありません。
入船なら「今年一年頑張る」と決めたとしても、福が入ってくることになるので、成功に導いてくれます。
なので、どっちにするか分からなかったら細い方を左側にして入船にしましょう。




