柚子湯に赤ちゃんはいつから入れていい?冬至に子供への入れ方
ポカポカ暖かくなりますし、冬至に入ることが多い柚子湯。ただ、柚子湯は刺激も強くてピリピリするので、赤ちゃんを入れるのは抵抗がありますよね。
入れても大丈夫だったという声もありますが、個人差がありますし、赤ちゃんや肌の強さによって異なります。なので、入れないほうが無難でしょう。
入れるにしても、ちょっとだけ入れて、イヤそうならすぐにお風呂からあげて体を洗って柚子を洗い落としてあげましょう。大丈夫そうなら、ちょっとずつ入れてあげるのがいいと思います。
柚子湯に赤ちゃんをいつから入れていい?
いつからなら大丈夫というのはありませんが、一緒に入りたい場合は2歳まで待ったほうがいいです。
2歳になれば肌も強くなってくるので、柚子湯に入っても刺激に耐えられる肌になってきます。それでも個人差はありますし、2歳になっても赤ちゃんによっては柚子湯が痛いという子もいるので、痛そうであれば無理に入れるのはやめたほうがいいです。
柚子湯に赤ちゃんの入れ方
2歳になっても、いきなり柚子湯に入れるのは刺激にならないか心配ですよね。
そういう場合は普通に柚子湯を作って洗面器に柚子湯からお湯を入れます。そこに足を入れて大丈夫かどうか試すのが良いです。
もっと安全に入れるんでしたら、洗面器に柚子湯を半分だけ入れて、あとの半分はぬるま湯で柚子湯を薄めてあげれば刺激が少なくなります。
あとはどこまで薄くするかですので、生後6ヶ月過ぎてもこの方法なら柚子湯に入れます。
生後6ヶ月でしたら、半分じゃなくて少しだけ柚子湯を入れてあとはぬるま湯で柚子湯を薄める形ですね。
これならほとんど刺激もないので、柚子湯を一緒に楽しむことができます。
なぜ柚子は刺激が強いのか?
そもそもなんで柚子がピリピリして刺激が強いのかというと、柚子の皮に含まれている「リモネン」という成分が原因です。
リモネンは柚子だけに限らずミカンやオレンジなどの柑橘類に含まれている成分で、柑橘類の甘酸っぱい爽やかな香りがするのはこのリモネンのおかげです。
リモネン自体は悪い成分ではなく、リラックス効果がありますし、血管を広げて血流を良くする働きもあります。
ただ、リモネンには油を落とす効果もあります。その効果を利用して、洗剤にも利用されていて、天然由来の洗剤にリモネンが入っているものも多いです。そのため、お風呂に入れると皮脂も必要以上に落としてしまうのです。
そのため、ピリピリと痛くなってしまいます。
赤ちゃんの場合、まだお肌が出来上がっていないので、より痛みを感じやすいです。なので、お肌が強くなるまで待ったほうが無難です。
柚子の刺激を弱めるために…
柚子湯に入る際に刺激を弱めるためにできることが7つあります。
「柚子湯が痛いときの対処法」の記事にその7つを詳しく書きましたので、読んでもらえればと思います。
赤ちゃんを柚子湯に入れるときにも もちろん使えますし、刺激を弱めることで赤ちゃんも痛がらなくなりますし、一緒に柚子湯を楽しめるようになると思います。
それでも個人差はありますし、何をやっても痛がって柚子湯に入れない赤ちゃんもいます。
そういうときは仕方ないので、一緒に柚子湯に入るのは諦めましょう。大きくなれば入れるようになると思いますので、それまでのお楽しみとして取っておきましょう。