節分に落花生をまくのはなぜ？意味とメリット
節分といえば、大豆をまいて「鬼は外、福は内」と掛け声をかけるのが普通ですよね。ですが大豆ではなく、落花生をまくところもあるみたいです。
地域によって違うようで、北海道や東北などの北は落花生が多くて、鹿児島と宮崎も落花生のようです。
ウェザーニュースでは、全国の皆さんに「節分に何をまく？」と伺いました。結果、北海道・東北・信越・鹿児島・宮崎は圧倒的に落花生派で、その他のエリアは大豆派。 出典 節分の豆はどっち？ 北は落花生、東西は大豆 – ウェザーニュース
意外と広い地域で落花生をまいていて、ここまで多いと落花生をまく地域と大豆をまく地域で半々ぐらいになりそうですね。
大豆が普通と思いきや、実は落花生も一般的で、なぜ落花生なのか？落花生をまく意味とメリットを調べてみました。
落花生をまく意味
実は落花生をまいている地域でも、最初は大豆だったようです。北海道が最初に落花生をまくようになり、そこから広がっていったみたいです。
節分の豆まきには、今でも一般的に大豆が使われますが、北海道、東北、新潟県や宮崎県などでは落花生が使われます。いくつかの調査・研究によると、これらの地域でも昔は大豆をまいていたとのことで、最も早く落花生をまくようになったのは北海道で、1950年代からだといわれています。出典 節分の豆まきと落花生 | 落花生を楽しもう！ | 一般財団法人 全国落花生協会
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ただ、落花生をまくようになった理由は分かっていないみたいです。
そもそも、大豆をまく理由もありません。節分に豆をまくのは「魔目（まめ）」という語呂合わせから、鬼の目に投げることで、鬼を滅する「魔滅」に通ずるため、「鬼は外」と邪気を追い払います。
豆を投げる意味はコレですが、大豆である必要はないため、豆であれば何でも構いません。
当然 同じ豆の落花生でも良いので、落花生を投げることでも、邪気を追い払うことができるでしょう。
落花生のメリット
大豆よりも落花生のほうがメリットも多いんじゃないかと思います。殻がついているので、投げた落花生を拾って食べることができますし、大豆よりも大きいので見つけやすいです。
大豆の場合、見つからないで残ってしまうこともありますし、分からずに踏んでしまって、粉々になってしまうこともあります。
アスファルトの間とかに入ってしまったら、取れなくなってしまうので、かなり大変なんですよね。
その点、落花生なら間違えて踏む危険性がかなり減りますし、少しぐらい踏んだとしても殻が守ってくれるので、粉々になるリスクも減ります。
そう考えると落花生を節分に投げるのもアリですね。
大豆じゃないといけない理由もありませんので、落花生も節分のときに投げる選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。