お年玉の入れ方・折り方(二つ折り・三つ折り)複数枚のときは重ねる
実は、お年玉にもマナーがありまして、ぽち袋(お年玉袋)にお札を入れる入れ方や折り方があります。
そこまで気にしなくていいと言われればそうかもしれませんが、昔からのしきたりですし伝統を守っていくという意味でも、続ける意味はあるのかなと思います。
基本は三つ折り
まずは、お札の折り方なんですが、基本的には3つ折りになります。
表(肖像画があるほう)を内側に折り曲げて、開いたときに表がみえるようにします。
折り方は…
- 表を前にしてお札をおきます。
- 左側を内側に折ります。
- 右側をかぶせるように折ります。
左側から折って、次に右側を折ります。
折るときにビシッと折り目をつけてしっかり折るのではなく、少しゆるやかにして、折り目をできるだけつけないようにします。
2つ折りタイプのぽち袋の場合
ぽち袋によっては、少し大きめの2つ折りタイプのものもあります。
それでも、3つ折りにしてもいいんですが、真ん中だけ膨らんでしまうのが気になりますよね。
そういう場合は、2つ折りでも問題ありません。
2つ折りの場合は、表を前にして折ります。
3つ折りのときと同じように、表を内側にして、開いたときに表が見えるようにします。
4つ折りの場合は?
4は縁起が悪いと言われている数字なので、4つ折りにするのはあまり好ましくありません。
とは言え、ぽち袋が小さくて3つ折りでも入らない場合は仕方ありません。
4つ折りの場合は、
表を前にしてお札を置いて、左側から折って2つ折りにします。
続いて右側から折って、4つ折りにします。
複数枚のときは?
3千円を渡す場合など、お札が複数枚になることもあると思います。
その場合は、1枚1枚別々に折るのではなく、3枚とも重ねて折るようにします。
重ねるときに向きがばらばらにならないように注意してください。
折り方は、上記と同じです。
お札の入れ方
ぽち袋にお札を入れるときの入れ方について、紹介しますね。
- ぽち袋を表に向けます。
- 紙幣を右側がかぶさった状態にして、表向きのまま入れます。
紙幣が逆向きにならないようにしてください。
硬化の場合は?
お年玉で硬化を入れる場合もあると思います。
特に小さい子は、ガチャポンとかできるのもあって、硬化の方が好きなんですよね。
硬化を入れるときには、表を前にして入れます。
表は、絵柄や漢数字の書かれている方です。
製造年やローマ数字が書かれている方が裏ですね。
以上がお年玉の折り方と入れ方になります。
参考になれば幸いです。
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