デトックスのやり方は?デトックス効果のある食材や飲み物も紹介!
デトックスとは
デトックスは、簡単に言うと、体の中の毒素を外に出すことです。
英語では、detoxです。
このdetoxには、「解毒する」「(体内の老廃物を)取り除く」といった意味があります。
なので、体の中にたまった有害物質や老廃物を体の外へと排出して、取り除くことがデトックスです。
有害物質とは?
体の中にたまっている有害物質は、空気中に含まれる大気汚染物質や、食べ物の中に入っている食品添加物や有害ミネラルなどです。
こういった有害物質は、便や尿などから排出されます。
ただ、便秘がひどかったりすると、有害物質が排出されずに体の中にたまってしまいます。
そのため、デトックスするためには、腸内の環境を整えることが重要となります。
デトックスのやり方
有害物質は、便や尿から排出されるため、便や尿を促してあげることで、デトックスができます。
例えば、水を多く飲むことで、利尿作用をあげたり、食物繊維や乳酸菌などを摂取することで、腸内環境を整えたりします。
こうすることで、デトックスできます。
それでは、具体的にどういった食べ物や飲み物がデトックスできるのか? 見ていきたいと思います。
食材
デトックス効果がある食材は、腸や肝臓の働きをよくする食材や利尿作用のある食材になります。
腸の働きをよくする食材
腸は、栄養を消化・吸収して、有害な物質は排泄するために重要な器官です。
なので、デトックスするために腸の働きをよくするのは、必要不可欠となります。
腸の働きをよくするものは、食物繊維を多く含む物や発酵食品です。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があるのですが、水溶性食物繊維は、消化・吸収を促進する善玉菌を増やしてくれて、不溶性食物繊維は便のかさを増やしてくれます。
水溶性食物繊維は、ワカメ、ひじき、りんご、バナナ、納豆などに多く含まれています。
不溶性食物繊維は、ごぼう、ほうれん草、大豆、さつまいもなどに多く含まれています。
また、発酵食品も善玉菌を増やしてくれます。
キムチ、納豆、味噌、チーズなどです。
肝臓の働きをよくする食材
肝臓は、脂肪をエネルギーに変えたり、食品添加物などを解毒したりする働きがあります。
なので、肝臓が弱ってしまうと、解毒できずに体の中にたまる原因となってしまいます。
そのため、肝臓の働きを良くすることも、デトックスには重要となります。
肝臓の働きを良くする食べ物は、タンパク質の多く含むものや、タウリン、ビタミンEを多く含むものです。
タンパク質は、傷んだ肝細胞を修復してくれます。
タウリンは、弱った幹細胞の再生を促して、正常な状態に戻してくれます。
ビタミンEは、抗酸化作用があります。肝臓は多くの酸素が使われるため、活性酸素が発生します。活性酸素は老化の原因となってしまいます。ビタミンEを摂ることで老化を防ぐことができるようになります。
タンパク質は、牛もも肉、豚もも肉、さけ、かつお、卵などに多く含まれます。
タウリンは、サザエ、カキ、ぶり、いわし、やりいかなどに多く含まれます。
ビタミンEは、落花生、モロヘイヤ、パセリ、ほうれん草などに多く含まれます。
利尿作用のある食材
尿からも有害物質が排出されるため、利尿作用のある食べ物を食べて、尿を出すことでデトックス効果を得ることができます。
利尿作用の高いものは、カリウムを多く含むものです。
カリウムは、ナトリウム(塩分)の排泄を促進します。ただ、ナトリウムは水分と一緒でないと排泄できませんので、水分と一緒にナトリウムが尿として出てきます。
なので、カリウムは利尿作用を高めることができるのです。
このカリウムを多く含む食べ物は、アボガド、バナナ、昆布、わかめなどです。
飲み物
水を飲むだけでも、利尿作用がありますので、十分デトックス効果があります。
ただ、水よりもさらにデトックス効果の高い飲み物がありますので、そちらを紹介していきたいと思います。
玄米茶
玄米茶はビタミンEが多く含まれているので、肝臓の働きを良くしてくれます。
また、ビタミンB群も多く含まれているため、新陳代謝をあげることができます。
汗もかきますので、汗からもデトックスできます。
はと麦茶
はと麦茶には、カリウムが多く含まれています。
そのため、利尿作用があります。
ごぼう茶
ごぼう茶にはオリゴ糖が含まれています。
オリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境を整えることができます。
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